映画: 353270
- 1966
骨まで愛して (1966)
骨まで愛して01966HD
夜務に包まれた港・横浜。ここに根をはる麻薬密輸グループ青木組は、中国人との重大な取引きを控えていた。地下の賭博場で鮮やかなダイス捌きを見せていた青木の一番乾分・加納誠はブツ到着の知らせを受け、いつになく浮かぬ表情で腰を上げた。この仕事を最後に足を洗い、親分の情婦になっている神林あや子と香港へ逃亡する約束を交わしていたのだ。ところが取引はダイスの政という流れ者によって邪魔され、大混乱。凄まじい拳銃戦で肩に銃弾を受けた加納は失神し、生きのびたボス青木が無理矢理あや子を連れ、香港へ発ってしまった。一年...
- 1963
男の紋章 (1963)
男の紋章71963HD
昭和五年、港まつりの夜。この一帯で土木業を請け負う大島組では、賑やかな酒宴が開かれていた。幾多の白刃の下をくぐり抜け、自信と貫録をしのばせる一家の主・大島庄三郎の顔に近ごろ淋しそうな影がふとよぎるのは、母親のない一人息子・竜次のことを思ってだ。竜次の希望どおり医者としての道を歩ませたことは正しいとわかっていても、長年守り通した大島組を案じて、やり切れぬ思いにとらわれるのであった。酒宴をよそに、竜次は急患の診察に出かけようとしている。その竜次を甲斐甲斐しく送り出しているのは、大島家の懐刀といわれる...
- 1962
霧の港の赤い花 (1962)
霧の港の赤い花01962HD
男は、網棚から女のボストンバッグを下ろしてやった。男の名は沢田浩といい、昨今、横浜で売出中のやくざで、神戸へ麻薬の取引に行った帰り。女は戸川礼子といい、アメリカから帰る大学教授の夫を迎えに横浜へ行くところ。勿論、二人は見ず知らずの仲、ただ神戸で偶然隣合せに座席を取ったの過ぎないのである。だが、沢田と礼子をこれ程までの仲にしてしまったのは…。礼子は夫の船が四日程遅れたため、高校時代の親友で、横浜にキャバレーを開く文江を訪ね、そのままずるずると居候してしまった。一夜、礼子はキャバレーで、文江から一人...